インタビュー Interview

困難なことを解決する仕事こそ
旅が好き、接客が好きな私が活躍できる仕事を探していた時、「動くホテル」と記載がある求人情報に目が留まりました。どこに行く船なのかわからないままそのクルーズ客船運航会社に就職し、乗組員として働き始めました。複数の部署を経験しましたが、出入港手続き業務が思い出深く心に残っています。お客様、乗組員が滞りなく入国、上陸できるよう現地の税関や船舶代理店などとやり取りをする仕事です。港によって申請方法が異なったり、担当者によって見解が違ったりと一筋縄ではいかないことが日常でした。難題も多くありましたが、それを解決できた時の達成感は忘れることができません。
現在、主に管理部の仕事を担当しています。少人数の職場でして、陸上でも船上でもマルチに動ける人材が必要だと感じます。部署を超えて協力し合えるような方に興味を持っていただけたらいいなと思います。
新しいことへの期待感が高まり
Rヨットプロジェクトの話を聞いた時、「私には難しい仕事になりそうだ。。」という印象でした。日本発のヨットスタイル客船運航にむけて手探りで創り上げていくことは至難の業です。でも、新しいことへの期待感に引かれ、メンバーに加わることになりました。小さな客船と聞いて、その昔、海外で1万トン前後の客船に乗客として乗ったことを思い出しました。お客様と乗組員の距離が近く、親しみのある雰囲気が船内にあふれ、避難訓練もイベントのよう。その船旅は印象的でした。Rヨットでも小型船ならではの楽しさ、満足感をお客様に感じていただけたらと思います。


ハッピークルー、ハッピーゲストな船に
前職での、フロント、パーサー、船内総務、ハウスキーピング部門、そして船内新聞担当などの経験を当プロジェクトで生かしていけたら嬉しいです。また、SEFUには「ハッピークルー、ハッピーゲスト」という考え方があります。働く側が楽しく仕事をしている船はお客様も楽しく過ごせるということです。働く人にとって働きやすい環境づくり、そのお手伝いができたら良いですね。
旅と音楽が元気の素
オフの過ごし方、一つは旅。港町が好きで、大きな街から小さな村まで、それぞれの場所に独自の魅力があります。そして、どの場所に行っても、海が見える高台やベンチで特に何をするでもなく過ごす時間が私にとって至福のひとときです。SEFUが行く先々でまだ見たことのない素晴らしい景色をお客様と一緒に見ることができると思うとワクワクしますね。もう一つは音楽。Jポップ、洋楽などが好きで、日々音楽とともに過ごしています。船内でも音楽を聴いてリラックスして過ごせたらと思います。
